from koo design studio newsletter – vol. 37(J) 04/06/2021
MAKING A VIDEO LIKE A PRO!
シリーズ第2段
自分の製品やサービスを紹介するビデオを自分で制作したい人もいるのではないでしょうか? そう思ったら始めてみましょう!
ここではプロの立場から制作のちょっとしたヒントのいくつかを共有しようと思っています。
ビデオ制作の過程に対する理解向上と実際にビデオ制作をする方の成功に役に立つと良いのですが。
今回が4つの過程の第1回になります:
- 企画 (プリプロダクション)[今回]
- 撮影 (プロダクション)
- 編集 (ポストプロダクション))
- 解析 (YouTubeに公開して、視聴者の行動を分析)
企画(プリプロダクション)
プロの制作とDIY(自分でやってみる)制作の違いはスケールの違いだけだと思います。 より多くの視聴者に訴えるに比例して、予算が増え、より多くの人が関わってきます。 しかし、制作過程そのものに大きな違いはありません。
また小規模な企業の経営者の場合、自分(もしくは、従業員や一緒に仕事をしている人等の5人程度の小チーム)で制作してみる事をお勧めします。
最近ではプロレベルのビデオを制作するための多くの機材等が無料または非常に安価で入手可能になっているからです。-例えば:
- スマートフォンのビデオカメラ。もし可能なら2台。(次回撮影の時に、理由を説明します)
- 使い古したベッドシーツ。屋外撮影の際、太陽光を制御するのに最適です。
- ビデオ編集ソフトウェア。例えば iMovie は Mac についていますし、Windowsの場合、 類似のソフトウェアを無料でダウンロード可能です。また、それらは非常に良くできていて、使いやすいです。
などなど。。。
後ほどあると便利なツールとそれらの使い方をリストアップします。
プロジェクトの成功にもっとも重要なのは「企画」です。
他の全てに当てはまりますが、企画が良ければ、自然と良い結果に繋がります。 まずプロジェクトのブループリント(全体像の視覚化)を作りましょう。
1. シナリオ制作 (ブループリント)
まず初めにシナリオが必要です。
あなたは既に自分の商材と、その説明を人々の前で何万回も繰り返していることでしょう。 しかし、ビデオを作るにはシナリオという形に置き換えることが必要です。
黒沢明が言っている様に「シナリオを書けなかったら、映画監督にはなれない。 どんなに忙しくても1日に1ページ書く位の時間はあるはずだ。それを1年続ければ300枚のシナリオになる。」 本当にその通りなんですけど、それがいかに大変なことなのかは良く分かっていますよね!! では、どうすれば良いシナリオが書けるでしょう?
シンプルで可能な限り短く
- 3~5語であなたの製品、サービスの特徴をリストアップします。何が他の製品と違い、ユニーク(独自)なのか。 例えば、「安価」、「簡単に使える」、「簡単に手に入る」などなど。。。
- 消費者、顧客が実際にいつ、どの様な状況でそれらを使用しているかを想像します。
- それら製品、サービスがどの様に消費者、顧客の生活スタイルを向上するのに貢献しているか? または逆にそれらの製品、サービスが無かった場合は?をどう見せるかに力を注ぎます。
- より直接的かつ素速く主題に行くこと。 (あるデータでは視聴者の注意を引けない場合、8秒でそこから離れてしまうとのことです。)
以下の様なシナリオを基に超簡単なストーリーボードを作ると良いでしょう:
アイス食べたい | でも痩せないと | 食べるべきか、食べないべきか、それが問題だ??! | ロウソクの両端に火を付ける* iScreem 試してみて |
また、どこでどの様に撮影するかも頭に置いてシナリオを書く必要があります。カメラの性能が大事と思われるかもしれませんが、それ以上に大事なのは照明です。 『「光あれ」と言われた。すると光があった』! 太陽は制御さえすれば最高の光源になります、制御に使い古したベッドシーツを使いましょう。 (次回のニュースレター「撮影(プロダクション)」で詳しく説明します)
2. 俳優
シナリオを書いている際、誰がこの役を演じるかも考える必要があります。 あなた自身で演じることも可能ですし、従業員または一緒に仕事をしている人にお願いしても良いでしょう。 または単純に俳優(もちろんプロである必要はありません)を雇用しても良いと思います。
登場する俳優は最大3名、2名がより良く、
1名(あなた自身でも可)が最高です!!
仮シナリオが完成したら、完璧に暗記するまで声に出して読みます! その後同僚や友達に聞いてもらいましょう、そうする事で、カメラの前でより快適にうまく話す事ができる様になります。 ホン読みと呼ばれる過程です。
3. リハーサル
リハーサルは撮影現場である必要はなく、どこででもできます。
満足が行くまで行い、全てのリハーサルを撮影しましょう。1. 撮影
撮影したフッテージを確認して、シナリオや演技、またはその両方に修正を加えていきます、 それを繰り返す事でシナリオが完成します。
本日のツールリスト
– シナリオ制作: 紙とペン。コンピュータソフトウェア(MSワード等)でも可能。 |
– リハーサル: スマートフォン等のビデオカメラ。 |
– ちび三脚または何かスマートフォンを動かない様に支える物 |
もちろん!! ご相談や制作にプロのお手伝いが必要でしたら、 いつでも私に一声おかけ下さい!!
成功するビデオ制作を、より詳細にわたってアドバイスさせて頂きます。
TO BE CONTINUED >>>